総理の品格

自民党の勉強会で、自分たちの意に沿わない記事を記載する新聞などへの不満が爆発した。そういう新聞などへは広告を載せないとか、そういう新聞はつぶしたほうが良いなどという意見が

出されたという。かなり下品な意見で、友人間のグダ話なら兎も角、公的な性格を持つ公党の機関で出る話題としては問題が多い。

 

百田尚樹氏は「永遠の0」という映画で名前を知った。とてもいい映画だった。けれども、その後、あちこちの講演会等での発言を見ると、かなり過激で、非常識とも取れる発言が多い。しかし、

何を考えようとそれは個人の自由なので、一向に構わない。問題なのは百田氏が自分の意見を政治的な、目立つ場所で発信することだ。

 

百田氏に限らず、安倍総理の友人にはNHKの籾井会長や、どこかの大学の女性名誉教授など、少々偏った意見の持ち主が多い。友人は本人の性格を体現するとも思えるので、やはり

安倍総理は少々品格的に問題があるのではないかと思ってしまう。

安倍内閣以前の総理は何代にもわたり、ぱっとしなかった。現内閣は衆参とも大多数を擁し、自己のやりたい施策をやれる立場にある。だが、有利な立場を利用して、やりたい放題の施策を

やろうとすれば、国民の反発を招くのは必至である。安倍さんはもう少し謙虚な態度とり、同時に品性を磨いてほしいものだ。

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