オリンピック

リオデジャネイロ五輪がたけなわである。日本の成績もなかなかいいようだ。

準備不足とか資金不足、さらに治安の悪さも指摘され、どうなるかと思われたが、

目下のところはまずまず順調のようだ。

体操の団体と個人総合での金も素晴らしかったが、やはり意外性のあったのは

金藤選手の200m平泳ぎである。随分前の五輪で岩崎恭子さんが14歳で金メダル

を取ったときも驚いたが、その倍近くの27歳での快挙は称賛に値する。前々回の

五輪では銅メダルもとれず、さらに前回の五輪では出場もできなかったのに、

今回はあっと驚く金メダルである。人間はその気になって努力すれば、こんなに

素晴らしい結果がだせるということを世の中に知らしめた功績は大きい。

金藤さんの偉業をみて、今後沢山の後輩が後を追うようになるだろう。体操の

内村選手、水泳の金藤選手の金メダルは、彼らの後を追おうとする若者の

輩出を予見させるもので、日本の五輪の将来に大きな希望をもたらした。その

功績は国の未来にとって計り知れないものがある。

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