映画

映画をよく見る。家内と二人で近所のシネコンにゆく。昨日はジブリの「思い出のマーニー」という映画をみた。前評判はぱっとしなかったが

なかなかいいアニメで今年見た映画の中ではNO.1だった。映画を見に行くときはネットでチェックして、評判のいいものを見るようにして

いるが、これが全くあてにならない。最近ではクレヨンしんちゃん、アナと雪の女王、オール・ユー・ニード・イズ・キル、Xメン・ヒューチャー・

アンド・パスト、などの評判が良かったので、見に行ったが、いずれも標準程度か駄作であった。その点宮崎駿の作品や、彼以外の監督した作品

でも、スタジオ・ジブリの作品は出来が良い。見た後に何か心に残るし、後味が良い。洋画も最近の作品はCGに頼りすぎて、ストーリー性に欠ける。かつての名画のように少しはストーリーを吟味してほしいものだ。表面はけばけばしいが、中身はさっぱりだ。

私の見た近年の作品では、たそがれ清兵衛が、印象に残っている。サムライ(人間)かくありなんと言った内容で、清兵衛の生き方、考え方、

人となりなどに共感を覚え、涙が止まらなかった。科学は進歩しても、人間の本質(精神面)は少しも進歩せず、少しずつ劣化している気がする。

それでもまだ、日本人は世界の中ではマシなほうだと思うので、人類の精神面での劣化は酷いものだと思うのは私だけではあるまい。

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