行きつけのカフェ
勤務先のすぐ近くにとてもいいカフェがある。この街に会社を移して以来30年近くそこへ通い詰めている。今では私が最古参で
私より年長の客は皆、旅立ってしまった。社長がドの付く珈琲野郎で、珈琲の品質だけは折り紙つきだ。入れ方はサイフォンと
ドリップの二種類あるが、私は理由があってサイフォンを選択している。
客は殆どが中高年で、身体が不自由な人も結構来る。杖をついてくるのはまだいいほうで、車いすで来る人も時々いる。
来なくなると旅立ちである。私も何時か、そうなる日が来るのだろう。
私は珈琲好きで、1日に平均3杯程度飲む。朝は通勤途中の駅のカフェで1杯。10時~11時ころ、本命のカフェで1杯。
そして、昼食後か夕食後にまた1杯といったところだ。ドトールのような大衆店にもよく行く。珈琲は大したことがないが、何より
手軽で価格の安いのが魅力だ。
勤務先から少し離れたところに、行きつけの店よりは劣るが、そこそこの珈琲を出すカフェを見つけた。そこは毎日ではないが、
日曜など週一ペースで通うようになった。ところが、その店で気に障ることが三つ出てきて行かなくなった。一つは、消費税の
アップに半年以上先駆けて値上げしたこと。二つ目はそこの女性従業員が私のことをお父さんと呼ぶようになったこと。三つ目は
そこの経営者が韓国人であることを知ったことである。
私もそこそこ気難しい性格で、韓国、朝鮮系は昔から嫌いである。特に反日教育を子供に押し付けて、日本人を常に敵視するかの
ような政策を取る国自体が嫌いである。私も子供のころは近所にとても仲良くしてくれた朝鮮系の友人がいたが、70年も前のことで
、ひょっとして既に旅立ってしまっているかしれないなあ。