自分の年を考えさせられる日々

三連休に関西へ出かけて、旧友や妹たちに会うつもりで、連絡を取った。

ところが皆さん、健康上の理由などで、会えないという。

私の年齢になると、殆どの人が持病を抱えており、健常者は殆どいない。

それでも会えるうちに会っておかないと、いつお迎えが来るかわからない。

それで、年に最低一度くらいは、顔見世をしに行くのだが、それも徐々に

かなわなくなってきた。

私は夫婦で週に一度は買い物に出かけたり、外食に出かけたりするのだが、

20年ほど前は、出先で近所の顔見知りの人に、しばしば出会ったのに、

最近は、そういうことが全くなくなってしまった。

映画館に出かけても、同年配の観客はほぼ皆無で、二十年以上年下の

観客ばかりだ。

乗り物に乗っても、席を譲られるのが嫌で、髪を染めるなど,若づくり

しているのだが、最近は中年のご婦人が、しばしば席を譲ろうとする。

必死で固辞するのだが、向こうは座ろうとしない。やむなく座らせて

もらうのだが、座り心地が良くない。

健康寿命はまだ若い人と大差ないと思っていても、外観の老化は隠しきれず、

ご老体扱いされてしまう。いやだいやだ。

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