映画と低登山
去年から低登山を始めた。従来日祝のみ休んでいたが、隔週の土曜日も
休暇をとるようにし、高尾山、筑波山、大山、宝登山、御岳、鎌倉の山
などに出かけている。ただし酷暑の夏や厳冬期には登らず、さらに、雨になると
行かないので、日数は限られる。最近は高齢者の登山も多いので、同年齢の
仲間にも出会えるかと思ったのだが、やはり80代と思しき仲間には殆ど
出会わない。本当は一人で行くより、グループで行くほうが楽しいのだが、
私と同程度の体力のグループなどなさそうなので、一人で気ままに、のんびりと
出かけている。関東の低い山は全部制覇するつもりではあるが、今のペース
だと何時の事になるのやら、見当もつかない。
土曜日は登山、日曜は大抵の日は映画鑑賞に出かける。ネットで検索して、
評判のよさそうな映画のみ見に行くのだが、このところ、あたりが悪い。
昼顔、パイレーツオブカリビアン、忍びの国と3週続けて外れであった。
昔は洋画の大作や、黒沢明の映画など、はずれは少なかったが、最近は大作や
力作が少なく、いい映画に殆どお目にかかれない。
それでも自宅でTVの映画を見るよりは、大画面かつ、すわり心地のいい
環境で見るほうがいいので、ついシネコンに出かけることになる。もう
黒沢明のような監督は出てこないのだろうか。