家内の骨折
家内が老人センターのヨガ教室で骨折した。腰骨の圧迫骨折ということで、
コルセットを付けて生活している。1か月半はコルセットを外せないらしい。
彼女は多少はウォーキングもやるが、細身で筋肉が足りない。運動も殆ど
しない。食事は私がうるさいので、まずまずだが、一人の時は手抜きの中食で、
かなりいい加減な食事をしている。骨細の上筋肉が足りないのだから、
無理な体勢を要求されるヨガなどやらず、ハイキングやウォーキングなどを
やればいいのだが、ストイックなタイプではないので、つい楽なほうへ走る
傾向がある。
痛みがあるので、ゴロゴロしているが、その分、家事は私にかかってくる。
緊急時のことで致し方ないが、これからお互いに年を取ってくると、ますます
こういうことが増えてくるだろうと思うと、あまりいい気はしない。
私は自分の息が止まるまで、家内はおろか、誰の世話にもならず、寿命を
全うすると宣言しており、それなりの努力もしている。家内に同じことを
要求するつもりはないが、寝たきりにはなってほしくない。何とかお互いに
老々介護にならぬよう、日常の生活のあり方を模索する日々が続く。