大酒のみとアシタバ
Tさんは元取引先で、現在75歳。15年も昔に仲の良かった奥さんに先立たれ、
独身生活を送っていたが、最近40歳くらいの若い奥さんと再婚したばかりだ。
グルメに加えてかなりの大酒のみで、以前から糖尿病を患っており、医者
からは、飲み食いに気を付けるように、常々注意を受けていた。
とても人柄がよく、私の好きなタイプなので、年賀状のほかに、時々電話で
近況報告をしている。
先日ご機嫌伺いに電話したところ、最近とうとう腎臓が悪くなり、人工透析を
受けるようになったという。それでも飲み食いだけは以前と同じで、少しも節制
する気はないとのこと。好きなように生きて、何時死んでも悔いはないそうな。
若い奥さんと結婚はしたが、肝心のものはもう役にたたないという。
私が81歳でもまだ役に立つというと、それはすごい、アシタバを飲んでいる
せいじゃないかという。まあ、そのせいもあるが、生きざまが正反対で、タバコ
はやらず、暴飲暴食もせず、適当に運動もし、100歳超の健康長寿を目指して
いるんだから、当たり前だというと、わしには真似出来ん生き方だという。それでも
暴飲暴食を永年続けて、よくも75歳まで生きたねというと、まだまだ5年~10年
は生きるつもりだという。アシタバの良さはよく知っていて、また、再開したい
そうな。
電話のついでに、元W社のS.Sさんの消息を聞いてみた。S.Sさんは
Tさんどころではない、途方もない大酒のみで、毎日、 日本酒換算1.5升の酒を
飲む。月に一度はその3倍も飲むウワバミみたいな男である。
付き合いがなくなってから、もう20年ほどになるので、とっくに死んでしまった
ものと思っていた。ところが、20年経った今も元気で、相変わらずの酒豪だと
いうのだ。世の中にはすごい奴がいるものだと、驚いてしまった。
このS.Sさんは寿草GBの愛用者で、これを毎朝小さじ山盛り5杯飲むと、
定期健診時に肝臓の数値が常に正常だと言っていた。今もどこかの代理店から入手
して、飲んでいるのだろうか?
大酒のみはTさんや、S.Sさんのように、肝臓を保護するために、寿草GBを
愛用する人が何人かいる。あまり、よい使用法とは思えないのだが。ところで、
かくいう私だが、定期健診では常にほぼオールAなので、アシタバの効果のほどは
いまいち実感がない。けれども、81歳の今日まで医者通いすることもなく、元気で
いられたのはアシタバのせいかもしれない。