エンディングノート
終末期の慢性病を扱う病院の医師の書いた本を読んだ。その中で著者がいうには
人間の97%(日本人)は死ぬまで遺言やエンディングノートなどを残さないのだという。
そして、今わの際になって、そのことを後悔するのだという。
さて、自分のことになるが、私もとうとう男性の死亡平均寿命に到達した。まだ
特に身体に悪いところもないので、のんきに構えていたが、この年になれば
何時お迎えが来てもおかしくはない。大学の同級生の半分はすでにこの世にいない。
そこで、PCで検索して、ノートを買おうとすると、文字化けして購入できない。
しばらく放置していたら、翌日からエンディングノートをプレゼントするという
ターゲット広告が毎日のように、うるさく入ってくる。
私は生来、無償で何かもらうというのが大嫌いなので、無視していると、その
ターゲット広告は2~3週間しつこく続いたが、とうとう来なくなった。
それで、八重洲のブックセンターに行き、適当なものを買い求めてきた。
だが、そのあとはまだ、何も手がつかず、積読状態になっている。
やっぱり、必要に迫られぬと、なかなか体が動かない生来の悪癖が出てしまっている。
自分ながら困った性分だ。