余命と生き甲斐

男性の平均寿命は80歳だという。わたしはとうとうその年齢になった。

今までは、寿命のあるうちに会社の借財を返済するのが、目標でもあり

生き甲斐でもあった。ところが、最近になって、手持ちの不動産に買い手が

付き、借財の返済に目途がついた。これは良いようで、よくない一面がある。

生き甲斐がなくなってしまうからだ。

そこで、今度は違う生き甲斐を見つけることにした。健康寿命の記録と

会社の売り上げアップだ。健康寿命は今まで100歳まで健康寿命を保つ

と吹聴してきたが、今度は日本記録に挑戦してみようと思う。

110歳まで健康寿命を保つことができれば、そうなれるかもしれない。

幸い目下のところ、身体に特に悪いところもないので、この状態をできるだけ

長持ちさせる努力をしようと思う。

会社の売り上げは現在の50倍を目標にして、頑張ろうと思う。これは

達成できなくても、働きやすく、誰もが入社を希望することで定評のある

会社には何としても持ってゆきたい。

どちらの目標も夢のような話で、笑われてしまうかもしれないが、私自身は

大真面目なのである。何が何でもという目標ではなく、やれればいいな

という程度の目標だが、不可能だとは思っていない。

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