今年も忌中を知らせる葉書がくる季節になった。鬼籍入りした人は

同年輩の人もいれば、年上の人もいる。今年は年下の人がいないようなので

それだけが救いである。ここ数年は10歳以上年下の友人が、次々と他界し、

とても寂しい思いをした。若くして他界する人は、一様に健康管理に無関心

なので、ある程度やむを得ないところがあるが、やはりさびしい。

若くして他界する人の共通点はやはりタバコと酒、でたらめな食生活、

それから働きすぎなどだ。私が親しい人には、何度も注意するのだが、死ぬ

寸前まで聞く耳を持たない。そして、腎不全、心筋梗塞、脳梗塞、肺栓塞

などになり、急死する。

上手に使えばまだまだ長持ちし、人生を楽しめるものを、どうしてそんなに

死に急ぐ必要があるの？と言いたくなるが、本人の生きざまは本人次第なので

どうにもならない部分がある。

90歳以上で天寿を全うした人には、良く頑張ったねとか、おめでとうとか

言いたい気分だが、それもかなわぬ夢である。