顔面麻痺

年を考えずに無理をしたためか、突然に顔面麻痺の症状が出た。脳梗塞の疑いもあったので、近所の医者に行き、そのように申告した。医師は手足、指、眼球の動きなどを見て、脳梗塞ではなさそうだという。念のためにMRIで脳内の状態を調べたほうがいいということで、MRI の世話になった。放射線を大量に浴びそうなので、気は進まなかったが、この際やむをえなかった。

数日後、MRI検査の結果を聞きに行くと、脳内に異常はないという。多分、帯状疱疹のウイルスの仕業で、抗ウイルス薬とステロイドホルモンを勧められたが副作用が強そうなので、辞退した。神経を治療するのに効果が期待できるビタミンB12のみ処方を受け、毎食後に服用している。顔面のマッサージと蒸しタオルによる患部の保温を勧められたので、これだけは実行している。

顔面麻痺の症状が出て、今日で9日目になるが、少し良くなってきたようだ。この調子なら1か月くらいで完治するかもしれない。

しかし、ヘルペスのウイルスは恐るべしで、今後、身体のあちこちに飛び火して、いろんな悪さをしそうだ。眼球などに飛び火すれば、失明の恐れもある。脳卒中と認知症だけにはなりたくないと思って、細心の注意を払っているが、とうとう厄介な持病持ちになってしまった。持病がないのが唯一の自慢だったのに、これで自慢の種がなくなってしまった。やはり年には勝てない。

自分が死んで火葬に付される際には、ヘルペスのウイルスと、水虫のカビも道ずれにしてやるから覚悟していろ、などとボヤいている、今日この頃である。

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