インフルエンザとマスク
冬の寒い時期は電車やバスの中ではマスクを常用している。マスクには隙間があり
呼吸が十分できるので、ウイルスを完全に防御できるとは思わないが、気休めであっても
マスクをしていると、風邪にうつりにくいようだ。
マスクをしていて気が付くのだが、マスクを着用している人は殆どの人が咳をしていない。
マスクは風邪の予防のためで、自分は風邪をひいていないことがわかる。それに対して
電車やバスの中でゴホゴホやっている人は、ほとんどの人がマスクをしていない。他人に
自分の風邪をうつすことに少しも遠慮がない。むしろ、他人にうつすのが当然といった態度だ。
そういう態度の人は、風邪の予防などにも努めないから、よく風邪をひく。とても困った
ちゃんである。
腹が立つので注意してやろうとも思うのだが、もともと常識のない人に注意してもただ単に
トラブルに巻き込まれるだけだと思って、注意はしない。咳やクシャミをしている人がいると、
自ら遠くへ逃れるようにしている。
こんな方法で風邪の感染から逃れるのが私流である。そのためかどうか知らないが、
私の場合、殆ど風邪(インフルエンザ)に感染することがない。私も、もう年齢的には立派な
老人なので、風邪の予防には細心の注意を払っている。