錦織圭と日野原重明

錦織圭が全米オープンテニスで準優勝した後、ジャパンオープンなどで2連勝した。古今の日本人プレーヤーでは文句なしのナンバーワンプレーヤーだと思う。錦織選手の良さはテニスが強いだけではない。言動や表情が素晴らしい。勝っても驕ったところがなく、言動にも嫌味がない。よほど家庭のしつけが良かったのだろう。こういう選手はめったにいない。今後も驕ることなく、どんどん勝ち続けて素晴らしい結果を残してほしいものだ。年は若くても人間性は敬服に値する。

日野原さんは103歳になられたとか。この年でまだ講演会を開催しておられる。私は日野原さんの人柄は好きではないが、百歳を過ぎてなお、著述や講演をこなす、その馬力には頭が下がる。どういう生活を送れば、あのような馬力を維持できるのか実に不思議だ。100歳越えの人は世の中にゴマンといるが、ほとんどの人は,ただ息をしているだけか、何とか生きているのがせいぜいだろう。日野原さんのように100歳を超えてなお社会に貢献している人など殆どいないだろう。その意味で、敬服に値するし、恐るべしと言うほかない。

私も、こういう人の仲間入りしたい気はあるが、いくら努力しても,到底及びそうもない。上には上がいるものだ。

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