中国産の期限切れ食肉について
マックなどの外食産業やファミマなどが、中国産の期限切れ食品を使わされたと言って騒いでいる。ファミマの社長などは中国の仕入れ先に裏切られたなどと言っている。だが、そもそも中国の企業や中国人に普通の常識など通じるのか。自分の利益のためなら、どんな非常識なことでもやってのけるお国柄である。かつて、ミルクの中にメラミン樹脂を入れて窒素分(タンパク質)を増やしたように見せかけ、大問題を起こしたり、会社の待遇に不満があるといって、猛毒を注射針でレトルト食品に注入したりした前歴のある国柄である。
健康食品の分野でも中国産の原料には魅力的なものが多々あり、価格も安い。しかし、私は中国産の原料だけは使用したいと思わない。その理由は本物か偽物か区別がつかないこと、混ぜ物を混入して増量する可能性があること、ある日突如として価格を野放図に値上げする恐れのあること、などだ。要するに国民性が信用できないので、中国と商売すると理不尽なトラブルに巻き込まれる可能性が大きすぎると思うからだ。自分は約束を守らず、相手には約束を守れという。こんなバカな話はない。君子危うきに近寄らずで、極力交際を避けたほうが良い。どんなに条件が良くても、中国産の食品や、製品は避けたほうが無難と思うからだ。
その意味でファミマの社長が”裏切られた”などと言っているのを聞くと、バカじゃないかと思ってしまう。それは裏切られたのではなく、常に起こりうることなのだ。そうならないように、取引先に自社の社員を派遣して、常に監視体制をとり、万全の予防措置を取らないかぎり、何度でも同じことを繰り返すだろう。不正をした会社が閉鎖になったとしても、次の会社が常識的な対応を取ってくれる保証はどこにもない。中国ないし中国の企業と付き合う限り、何が起きても不思議はない。そういう覚悟で付き合わない限り、またぞろ、同じことを何度でも繰り返すだろう。