口内の衛生保持
口内の衛生保持に気を付けるようになったのは、約30年前からである。それまでは、歯磨きその他
口内の衛生には殆ど配慮してこなかった。約30年前に「歯は1日で治る」という本を本屋で見つけ、
その中で紹介されていた、京橋の歯科医に出向いた。
保険診療の歯科医だと、ほんの少しの治療でも時間がかかる。5分か10分治療しただけで、また
3日後に来いなどという。忙しい日常を送っている人間には堪ったものではない。それが、たいていの
治療が1日で済むというのだから、とても有難い。ただし,その歯科医は自由診療で、治療費がとても高く
、さらに年会費が10万円という途方もない金額だったのを覚えている。
その歯科医院にいた若い歯科医が独立して、案内が来た。それ以来30年近くその若い歯科医の医院に
通っている。今までに相当の大金をその歯科医院に支払ったが、それだけの値打ちはあったと思っている。
メンテナンスに4回/年、歯の磨き方、歯冠ブラシの大切さ、歯茎のケア、口内細菌の除去など、とても
懇切丁寧に指導してくれる。そのおかげで、ここ10年ほどは、殆ど虫歯や歯周病になることがなくなった。
口内の衛生状態がいいので、誤嚥性の肺炎になる危険も低そうだ。
毎食後に歯を磨く習慣も身に付き、この調子では、お迎えの来るまで、歯は大丈夫そうだ。歯科医師は
80歳までは大丈夫と言っていたが、もうすぐ80歳。最近はそういう話も出なくなった。めざしや
ナマコ、燻製食品など硬いものも平気で食べることが出来、とても有難いことだ。やっぱり、口内の
衛生はとても大切ですね。